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Yamanote205 #1



山手線の205系が2005年4月17日限りで引退するため、へッドマーク付きの最終編成の姿を見に行きました。 改めて205系を見直すと、日本経済がバブルで華やかな時代に質実剛健な103系のグレードアップを目指し、低コストかつ省エネルギーが目的のE231系のような妥協もしていない、JRグループの力作なのだと気が付きました。

ここでは山手線で活躍した205系を紹介しますので、電車運転の始発駅からスタートします。

山手線での電車運転は、1909年12月16日(明治32年)に烏森(新橋)〜品川〜池袋〜上野で始まりました。

プラットフォームが不規則に曲がっているのは、1両編成からスタートして現在の11両編成まで発展した歴史の証拠でしょうか?

2004/03/06 新橋

最終編成の運転室から見た品川駅です。 205系の運転席の操作系は近代的ですが、TIMSのようなコンピューターシステムは装備していません。

正式な山手線の始発駅は品川ですが車両基地は無いため、実際の始発駅はほとんどが大崎または池袋です。

2005/04/15 品川

恵比寿はエビスビールの工場用の貨物駅でスタートして、その後この周辺の地名になり、旅客営業を始めると駅名にも採用されました。

山手線と平行して右側を走っていた山手貨物線は、現在では埼京線と湘南新宿ラインがメインとなり、ここにも両線用の恵比寿駅ができました。

写真の205系は末期に見られた事故によりスカートの一部を修理中のものです。

2004/04/09 恵比寿

山手線は全部で29駅あり新大久保、目白と鴬谷を除く26駅は各路線との乗換駅です。

この内、他路線がオーバーハングで交差するのは8ヶ所(東京モノレール、京浜急行本線、東急東横線、東京メトロ銀座線、中央本線、西武池袋線、京成本線と総武本線)です。

目白〜池袋では、西武池袋線がオーバーハングで交差しています。 現在、この鉄橋はリフレッシュするため架け替え工事中です。

2002/02/16 目白

日暮里では京浜東北線(左から1本目と4本目)、山手線(左から2本目と3本目)、東北新幹線、東北本線、常磐線と京成本線が並走していて、高い所から見るとまるで模型のようなパノラマが展開します。

205系は山手線のみを走っていたので、このパノラマでは見られなくなりました。

2004/02/07 日暮里



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