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レタッチの効果 1/3
Photoshop2023でオリジナルの写真（JPEG）に基本的な処理をした実例を見ましょう。 処理の目的は補正のみでなく加工も目的のため不自然な結果にもなります。 また、同じ処理でも写真により効果が逆転する（暗い写真は明るく、明るい写真は暗くなど）こともあります。

Natural 自然な見た目には個人差があります。 瞳の虹彩色（茶系、青系など）による色の見え方、虹彩色の濃淡によるグラデーションの識別力には差があり、記憶色は人により異なりNatural 自然な見た目にも影響します。

オリジナル〜解像度変更のみ（リサイズ）
Natural 自然な見た目〜レタッチ後

自動レベル補正〜全体的に明るい（STAR ALLIANCEが薄い）
自動トーン補正〜マゼンタ被り（特に空と雲）

自動コントラスト補正〜全体的に荒れている（彩度が高い）
自動カラー補正〜全体的に暗め（空はややマゼンタ被り）

現代のカメラでは空の青みを正確に描写するのは困難ですが、不自然にならないように補正します。 空や雲を無視して補正するとスタジオ写真のように（人工的な照明やバックスクリーン）見えることがあります。


オリジナル〜解像度変更のみ（リサイズ）
Natural 自然な見た目〜レタッチ後

自動レベル補正〜微妙に明暗差を強調（空は明るく空港内は暗め）
自動トーン補正〜コントラストが強い（空港内は暗い）

自動コントラスト補正〜全体的に彩度が高い（空は荒れている）
自動カラー補正〜不自然な色味（マゼンタにシフト）

空港内は機体を優先して補正しますが、空や滑走路が不自然になると違和感は拭えません。

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