夜間撮影はライトを探そう
夜間撮影の方法には三脚でバルブ撮影(長時間露光)、ライトを生かす、高感度撮影の流し撮りがあります。
バルブ撮影は止まっているもの、ライトは光っているもの、高感度撮影の流し撮りは動いているものに向いています。
飛行機には各種のライトがありますが、点滅するアンコリ(衝突防止用の赤色灯)は強烈です。
また滑走路や誘導路のライトを探して良く見えるアングルから撮るのも効果的です。
羽田空港の第2ターミナルへのタクシングとC滑走路/34Rからのテイクオフです。
第2ターミナルの展望デッキ北からISO800 1/20sec.のマニュアルで撮りました。
テイクオフは動体ブレ、手振補正機能はタクシングでも効きません。
アンコリを捉えるのに連写は無意味なので点滅する間隔と同期を取ってシャッターを切ります。
羽田空港の第1ターミナルへのタクシングです。
第1ターミナルの展望デッキ北からISO800 1/80sec.のマニュアルで撮りました。
カメラを手振れしないように構えて機体の動きをトレース、移動量の少ない瞬間などを狙って動体ブレを防ぎます。
市街地の灯りはカットしてライトの連なりを強調すると幻想的な雰囲気です。
羽田空港の第1ターミナルからのタクシングです。
第1ターミナルの展望デッキ南からISO12800(最高感度) 1/60sec.のシャッター速度優先オートで撮りました。
デジタル一眼レフによる高感度撮影の改良は著しいですが、暗いといわゆる荒れた画像になります。
ISOを800から少しずつ上げてテスト撮影、自分が納得できる画質のISOで撮ることをお勧めします。
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