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day2 会津鉄道



会津若松から今回のメインである会津鉄道の気動車(AT-500形)に乗り、湯野上温泉を目指しました。 会津鉄道は会津若松から出発しますが、西若松までは国鉄時代と同様に只見線を走ります。

西若松から会津線に入り、あまやを過ぎた頃から降雪が激しくなってきました。

芦ノ牧温泉での交換の際に駅舎の写真を撮って戻ると、交換相手は何となく見覚えのある気動車でした。

これは、2002年に名古屋鉄道から譲渡された特急アルプス用の気動車で、現在は東武鬼怒川温泉行きのAIZUマウントエクスプレスに運用されているそうです。

2010/02/20 会津鉄道 芦ノ牧温泉
快速 AIZUマウントエクスプレス
東武鬼怒川温泉行き 8500系

会津鉄道は観光路線を目指したのか、駅名が聞き憶えのないものに様変わりしていて、完全な浦島状態になりました。 現在、ここの駅名は湯野上温泉ですが、国鉄時代はシンプルに湯野上でした。

1974年に訪問した時とバックの山並は同じですが、駅舎が大きな茅葺きの屋根に変わっていたので驚きました。

有名だった桜並木も健在なので、国鉄時代に桜並木とC11の貨物列車を撮ったことを思い出しました。

2010/02/20 会津鉄道 湯野上温泉
会津田島行き普通 AT-501

国鉄時代からの継承と思われるモータカーで、ロータリーとスノープロウを装着した除雪車です。

錆びている部分もありますが、整備はされているようで現役と思われます。

2010/02/20 会津鉄道 湯野上温泉

会津若松行きの普通列車が湯野上温泉に到着したところです。

車体には黄熱病の研究で有名な細菌学者、現代人には1000円札で知られる野口英世と母親のシカさんが大きく描かれていました。

野口英世の生誕は猪苗代町、癒着した左手の手術を受けたのは会津若松の病院なので、このデザインが採用されたものと思われます。

只見線にも乗りたかったので、この列車に乗って西若松まで戻ることにしました。

2010/02/20 会津鉄道 湯野上温泉
会津若松行き普通 AT550形

会津田島行きの快速 雪見号が西若松に到着するところです。

お座トロ展望列車会津浪漫号と名付けられたこの編成の先頭車は、2003年にJR東日本から譲渡されたキハ40-511を改造した車両だそうです。

2010/02/20 会津鉄道 西若松
快速新雪号 会津若松行き
お座トロ展望列車会津浪漫号 AT-401

会津若松行きの快速 新雪号が西若松に到着するところです。

お座トロ展望列車会津浪漫号と名付けられたこの編成の先頭車は会津鉄道のオリジナルのAT-100形で、お座敷車に改造したものだそうです。

2010/02/20 会津鉄道 西若松
快速雪見号 会津田島行き
お座トロ展望列車会津浪漫号 AT-103




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