航空写真とAE(露出補正)
デジタルカメラのAE(自動露出)は被写体を認識して適正露出を決定します。
つまり、撮影者の意図と認識が一致すれば基本的に露出補正は不要になり異なる場合は露出補正します。
現代のAEは優秀ですが航空写真は指向していないので完全に頼ることはできません。
このため機種により異なるAEの特性やクセを理解して露出補正する必要があります。
1.航空写真にAEが有利な理由
飛行機が飛んでいない時は空に最適な露出となってしまいます。
予めマニュアルで適正露出に設定して高速で飛来する飛行機を撮るのには相当な経験が必要です。
Nikon D7100 ISO250 1/1250sec F7.1
ブルーバック〜空には雲もないため飛行機が飛んでいないとAE(自動露出)とAF(自動焦点)はお手上げです。
飛行機を撮る際の撮影範囲は180度に渡ることがあり適正露出は連続的に変化します。
地上ではバックが不連続に変化、空でも雲があると飛行中に適正露出はコロコロ変わります。
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