Photoshop2023 1/4
ここでは初心者向けにPhotoshop2023で最低限、必要な処理を解説します。
レタッチは以下の4ステップで処理します。
Step1.レタッチする写真をコピー
Step2.必要な処理のみ番号順に試行錯誤を繰り返して各処理を確定(基本的な処理は8種類)
1.塗りつぶしツール *1
2.レベル補正 *2
3.トーンカーブ *2
4.露光量 *2
5.シャドウ・ハイライト *2
6.明るさ・コントラスト *2
7.自然な彩度 *2
8.カラーバランス *2
*1 ダイレクトに反映される処理で試行錯誤します。
補正値を設定して処理(NG)--- 編集〜取り消し(キャンセル)--- 補正値を再設定して処理(Good)を確定
*2 プレビューで確認して試行錯誤します。プレビューにチェック --- 補正値を設定(NG)--- 補正値を再設定(Good)--- OKで処理して確定
処理のポイントは以下の通りです。
解説はすべて経験に基づいたものなので参考にして下さい。
・自動補正は基本的に使わない
・複数種類の処理を重ねると相反する効果になったり画質が劣化することも
・処理はなるべく2種類以下に抑えることを推奨
・同じ処理を繰り返すと画質は劣化します
・処理の順番を変えると同じ結果になりません
・設定値と変更量は効果のある必要最低限に抑えます
・画質や品位が劣化しやすいのは、明るさ・コントラスト>>露光量>シャドウ・ハイライト
・ノイズ軽減の効果は、塗りつぶしツール>>トーンカーブ>シャドウ・ハイライト>>アンシャープマスク>ノイズを軽減
・Photoshop2023の仕様としては処理の順序や回数に制約はありません
Step3.解像度とサイズの変更
・処理した写真を保存(キャンセルしてもStep2に戻らないように)
・傾きの補正をして余白をカット〜水平ではなく傾いた写真のみ
・トリミング〜フレームに不要な部分があればカット
・リサイズ〜解像度をディスプレイ(72dpi)またはプリンター(300dpi)向けにして幅(1600pixelなど)または高さ(1024pixelなど)を変更
・アスペクト(縦横比)の調整(24"画面に向いた高さ1024pixelまたは幅1600pixelなど)
Step4.写真を保存してネットにアップまたはプリント
アップはサイトのガイドライン(容量の制約など)、プリントはプリンターの取扱説明書(カラー調整など)に従います。
レタッチする前のオリジナル(300dpi W6000pixel H4000pixel 13.4MB)
レタッチ後(72dpi W1600pixel H1024pixel 1.3MB)
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