Photography style
FM. Model fan
航空機ファンの撮影スタイル。
航空機の全ての機種を撮ることを目指します。
同じ機種の他機(他の航空会社やレジ)は撮りません。
ある時期に日本で撮れる機種は限られるため、世界中の空港や博物館などへ行く人もいます。
図鑑のような感覚で撮るので、たまに飛行機も撮る人にも向いています。
厳密な機種(型式)には仕様(旅客/貨物、国内線/国際線、航空会社、軍用機、製造時期など)による差もあり、全ての差を含めると同じ機種は限られて(大手航空会社や中堅航空会社の一部など)S.Spotterのレジ収集と大差はないので、外見が同じもの(レジと塗装は除き)は同一機種と見做すことになります。
以下は現役機種の分類例で*は外見が同じまたは僅差です。
軍用機と貨物機は旅客機からの改造もあり、貨物機への改造はカーゴドアの新設、客室窓の閉鎖、旅客座席の撤去や自動消火装置の装備などで外見は変わります。
・機種の分類例1(シリーズ)
Boeing 707(軍用機)
Boeing 717(軍用機、旅客機の717とは異なるモデル)
Boeing 727(Private)
Boeing 737
Boeing 747
Boeing 757
Boeing 767
Boeing 777
Boeing 787
・機種の分類例2(良く使われる分類、貨物機は別機種とすることも)
Boeing 737-200(Private)
Boeing 737-300(貨物機改造)
Boeing 737-400(貨物機改造)
Boeing 737-500(貨物機改造)
Boeing 737-600(貨物機改造)
Boeing 737-700
Boeing 737-800
Boeing 737-900
Boeing 737-7 MAX(未就航)
Boeing 737-8 MAX
Boeing 737-9 MAX
Boeing 737-10 MAX(未就航)
・機種の分類例3(少し細かい分類)
Boeing 777-F(貨物機、777-200)
Boeing 777-300*
Boeing 777-300/ER*
・機種の分類例4(型式、下2桁は航空会社の仕様)
Boeing 737-81D*
Boeing 737-86N*
Boeing 737-8FH*
Boeing 707-300(USAF 71-1407, E-3B Sentry)
Boeing 717-148(USAF 62-3561, KC-135R Stratotanker)
Boeing 727-21(Private VP-BAP)
Boeing 737-8 MAX(Jin Air HL8353)
Boeing 747-830(Lufthansa D-ABYA)
Boeing 757-223/PCF(YTO Cargo Airlines B-221J)
Boeing 767-346/ER(JAL JA613J)
Boeing 777-322/ER(United Airlines N2251U)
Boeing 787-8(Zip Air JA851J)
FR. Rare aircraft fan
レア機ファンの撮影スタイル。
定期便で見られない珍しい飛行機を撮ります。
珍しい飛行機の基準は本人次第(海外在住にはSolaseed Airも珍しい)です。
軍用機には少数生産機種が多く、ミリタリーファンは戦闘機の特別塗装機(色付きと呼ばれる隊長機)の動向をウォッチしています。
レア機をキャッチするのにflightradar24も有用ですが、政府専用機など表示されないのもあります。
Flyteamのニュースや航空フォト(新着)、SNS(X, 旧twitterなど)などの情報チェックは欠かせません。
・少数生産機種(試作機やデモ機など)
・絶滅危惧種(ほぼ退役した機種)
・Private(普通は1機のみ)
・チャーター機(定期便に運航されないもの)
・特別塗装機(レトロ塗装、色付きの隊長機など)
・展示飛行機(ブルーインパルスなど)
・政府専用機(軍用機が多い)
・特殊用途機(消防機、眼科機など)
・保存飛行機(ゼロ戦など、レプリカも)
・エアレース機(日本でもたまに開催)
・水上機(フロート付きも)
・ヘリコプター(同一機種は少ない)
・飛行船、気球(日本でもたまに国際大会)
JASDF 26-5690 Kawasaki T-4, Klaret Aviation M-IABU Airbus A340-313ECJ, Lufthansa D-ABYT Boeing 747-830
FA. Airline fan
航空会社ファンの撮影スタイル。
航空会社の代表的な飛行機(搭乗機、標準塗装など)を撮ります。
日本に定期運航されない航空会社はチャーターや重整備などのフェリーを待つか、世界中の主な空港に行って撮ることになります。
旅行や出張などで国内線や国際線を良く利用する人は、乗り継ぎや待ち時間などに撮ることもあるため、この撮影スタイルは効率良く合理的です。
・搭乗機
・標準塗装
・特別塗装(Star Alliansなどを含む)
・新標準塗装
NKM/RJNA Fuji Dream Airlines, HND/RJTT Eva Airways, NRT/RJAA Emirates
MF. Military fan
ミリタリーファンの撮影スタイル。
民間機は撮らない人も珍しくありません。
自衛隊基地と米軍基地の周辺(航空祭などは基地内)や羽田空港などで撮ります。
なお、ミリタリーファン以外は政府専用機を除き軍用機を積極的に撮らない(軍民共用空港では撮る)のが普通です。
基地周辺で訓練(Touch&Go, Path thru, 360 degrees approachなど)していて、同じ軍用機を何回も撮れることもあります。
航空祭などを除き自衛隊は(公務員なので)土休日と平日の日中以外(時間外訓練は公表)、米軍は日曜日とアメリカ本国の休日には基本的に離着陸しないため撮れないと思った方が良いです。
なお、ミリタリーファンの志向は航空ファンと異なるのが普通です。
航空機の所属は陸海空の自衛隊(JGSDF, JMSDF, JASDF)なので撮影地は各基地(軍民共用空港は少なく、チャンスは一般公開)やイベント(観艦式や公開火力演習など)、このため関心は航空機のみでなく艦船や各種装備などにも広がります。
さらに日本には米軍基地があり、近年はその他の国々との共同訓練も増えて(飛来機も珍しくない)いるためミリタリーファンは多忙です。
・JGSDF, JMSDF, JASDF(自衛隊)
・海上保安庁
・USAF, US NAVY, US Marines, US Army
・NASA, Coast Guard(稀に飛来)
・政府専用機(空軍所属以外も)
・その他の軍用機
USAF 11-2049, JASDF 85-1080, German Air Force 10+01
FE. Event fan
イベントファンの撮影スタイル。
航空関係のイベントも撮ります。
公式イベントは航空祭、観艦式や公開火力演習など自衛隊が開催する大規模なもの(入間航空祭2023の来場者は約13万8000人)が有名ですが、航空会社のキャンペーンに向けた特別塗装機などの初便出発式(搭乗者を垂れ幕などで歓送)や空港会社による新規就航会社の歓迎(初便の到着機に消防車が放水アーチ)など関係者向けのイベントもあります。
その他にも非公式なものがあり、航空ファンが初就航や初飛来などの航空機を撮るために展望デッキ、空港周辺の公園や撮影スポットに大集合して、お祭り状態になります。
ファンの多い(STAR WARS、ポケモンやディズニーなど、航空ファンより桁違いに多い)特別塗装機の初便、海外の著名スターやスポーツチームなどが来日(Privateやチャーター機)すると展望デッキは大混雑して激パになります。
NRT/RJAA Virgin Atlantic VS901, HND/RJTT STAR WARS The Rise of Skywalker campaign, OKO/RJTY Japanese-American Friendship Festival 2023
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