降りと上り、どちらを撮る?
降り(到着便)と上り(出発便)のどちらを撮れるかは撮影ポイントにより決まるので、予め撮りたいフライトを選びます。
降りた飛行機は当日中に上るのが一般的(ステイすると翌日以後)なので、両方撮りたい場合には降りを撮ってから撮影ポイントを移動します。
羽田空港のC滑走路/16Lからのテイクオフです。
第2ターミナルの展望デッキ南から撮りました。
上りは機長の判断によるのでローテーション、エアボーンする位置や上昇角はバラバラです。
一般的にはセンターラインを越えてから、大形機より小形機の方が早くエアボーンします。
航空会社による差も大きく羽田空港ではAirDo > Skymark >> StarFlyer > ANA > JALの順に早いです。
羽田空港のC滑走路/34Rからのテイクオフです。
第2ターミナルの展望デッキ北から撮りました。
上りはエンジンの排気が強烈なのでバックは必ずボケて胴体後部もボケることがあります。
機体の反対側にある主翼が見えるタイミングは限られて水平も意識して撮る必要があります。
羽田空港のC滑走路/34Rからのテイクオフです。
京浜島つばさ公園から撮りました。
高度があるとこのようにスッキリ撮れますが滑走路に近い撮影スポットではギアの格納が遅いと半端な状態に見えることもあります。
成田空港のB滑走路/16Lへのアプローチです。
B滑走路の北から撮りました。
降りはグライドパスをほぼ3度の角度で降下、速度も低下していくので上りより撮りやすいです。
成田空港のB滑走路/16Lへのアプローチです。
B滑走路の北から撮りました。
291Km/h以上で飛んでいるので真横(メインギアが重なって見える)を撮れるタイミングは一瞬です。
このためファインダーに必ず飛行機が見えるようにトレースすると成功率は上がります。
成田空港のA滑走路/34Lへのランディングです。
航空科学博物館から撮りました。
館内の窓から撮る場合はティッシュなどでガラスを拭いて、フードを外してレンズ先端をなるべくガラスに着けて(保護フィルターは付けたまま)手や上着などで覆って照明や室内の映り込みを防ぎます。
また忍者レフやPLフィルターなどカメラ用のアクセサリーも効果が期待できます。
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