特別塗装機
特別塗装機の正式な定義はありませんが航空会社の定める標準塗装と異なるデザインの機材で以下の5種類があり、目立って誰にでも特別塗装だと思えるのは1.〜4.です。5.のメッセージは小さくて展望デッキでも読めないことがあり、そもそも気付かれないことも。なお、ハイブリッド塗装(売却元の航空会社の塗装が残されたまま再塗装される前に売却先が運航)は特別塗装機ではありません。
R2-D2 ANA JET(STAR WARSキャンペーン)としてデリバリー(航空機の製造会社による納品)前に特別塗装
1.文字通りの特別塗装(標準塗装とは全く異なる)
・航空会社がネーミング(ANA Flying Honu、JAL Myaku-Myaku Jetなど)することも
・Skyteam(Allianceの標準塗装)、レトロ塗装(旧標準塗装)、長期間に渡るキャンペーンや運航委託(委託元の標準塗装)など
・尾翼の塗装は大変なので標準塗装が一般的
・標準塗装に戻るのは契約期限切れまたはメンテナンス(3年以上運航後の再塗装)
2.標準塗装に準じた塗装(色やデザインが異なる)
・標準塗装として特定の色が定められていない
・特定の機種のみ標準塗装と異なるデザイン
・標準塗装のバリエーションとも言えるため、一般的に航空ファンには特別塗装と認識されない
3.標準塗装に追加塗装(またはステッカー)
・oneworldとStar Alliance(Allianceの標準塗装)や運航委託(委託元の準標準塗装)など
・特別塗装するのはデリバリー(航空機メーカーによる納品)やメンテナンス(3年以上運航後の再塗装)
・期間限定のキャンペーンや広告など(少ない)
・航空会社や広告元がネーミング(PIKACHU JET NH、JAL Fantastic Journey Expressなど)することも
・標準塗装に戻すのはメンテナンス(3年以上運航後の再塗装)または契約期限切れ
4.大きめのステッカー(標準塗装に貼る)
・期間限定のキャンペーンや広告など(主流)
・標準塗装に戻すのは契約期限切れまたはメンテナンス(3年以上運航後の再塗装)
5.小さなステッカー(標準塗装に貼る)
・航空会社の周年記念や大規模イベント(オリンピックや万博など)など
・対象は全機または数機以上のことも
・期間限定のキャンペーンや広告など(少ない)
・標準塗装に戻すのは周年の翌年、イベントなどの終了後や契約期限切れ
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