フィッシュアイなら
フィッシュアイは画角が180度の超広角レンズで魚眼レンズとも呼ばれます。
画面の対角線が180度の対角魚眼と全方向が180度の全周魚眼の2種類があり、全周魚眼の画像は必ず円形になります。
どちらも見た目の歪曲は強烈なので使い方と撮り方に工夫が必要です。
見た目の歪曲はいわゆる歪みと異なり、歪みとはレンズ性能の限界により発生する樽型や糸巻き型などの収差です。
伊丹空港のB滑走路/32Lへのアプローチです。
千里川から対角魚眼レンズ、10mmで撮りました。
グレーの鉄橋は誘導灯でその脇から撮ったので飛行機はほぼ真上を通過します。
Boeing777-281/ERは全幅60.9m 全長63.7mなので、機体全体を一般的な広角レンズで撮ると遠くに小さく写ります。
実際の千里川の対岸はほぼ水平、グレーの鉄橋はほぼ直線です。
羽田空港の第2ターミナルです。
第2ターミナルの展望デッキ南から対角魚眼レンズ、10mmで撮りました。
実際の東京湾はほぼ水平、手前の展望デッキはほぼ直線です。
見た目の歪曲は画面の中央において最小になるのでBoeing767(You&Me Jet)は自然な感じです。
成田空港のB滑走路/16Lへのアプローチです。
B滑走路の南から対角魚眼レンズ、10mmで撮りました。
赤い鉄橋は誘導灯で飛行機はその上空を通過しています。
ほぼ真上を向いて撮ったので地面は上に写って飛行機はカーブして上に降下して行きます。
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