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103系いろいろ #1



ここでは、103系に関連のあるいろいろなものを紹介します。

通勤通学用の国電で初めて冷房装置を装備した、試作冷房車の0番台Type1です。

東京北鉄道管理局池袋電車区の臨1編成で、複数種類の屋外機と車内ダクトを搭載、全車両が異なる組み合せになっていました。

初めての営業運転のため、池袋駅の始発ホームにバックで回送されてきたところです。



1970/07/31 JNR山手線 池袋
103系0番台Type1

試作冷房車の0番台Type1です。

外回りで初めての営業運転をするため、池袋駅の始発ホームに待機しているところです。

NHKテレビ、TBSラジオや朝日新聞などのマスコミが乗り込んで、山手線を一周しながら取材をしていました。

車掌用の窓から出て屋根の方に伸びているアンテナは仮設のマスコミ専用で、103系の装備ではありません。



1970/07/31 JNR山手線 池袋
103系0番台Type1

営団地下鉄千代田線との直通運転用に新製された、1000番台です。

このシーンは1971年4月8日のもので、4月20日に千代田線の北千住〜綾瀬が開通して常磐線と直通運転を開始する前です。

短期間でしたが慣らし運転と訓練を兼ねて、0番台に代わり1000番台が快速運用に就いていました。



1971/04/08 JNR常磐線 上野
103系1000番台

オリジナルの103系0番台Type1です。

カラーではないのが残念ですが、本来のスカイブルーではない混色編成の京浜東北線です。

当時は、転属車両が元のラインカラーのまま走るケースがあり、混色編成もたまに見られました。

方向幕の洋光台は1970年3月17日に開業した磯子線(京浜東北線から直通運転)の終点で、大船まで開通したのは1973年4月9日です。



1971/06/26 JNR京浜東北線 鶴見
103系0番台Type1

常磐線用の103系0番台と1000番台です。

左側が快速用の0番台でエメラルドグリーン、右側が緩行線の地下鉄乗入用の1000番台で明灰色にエメラルドグリーンの帯です。

カラーではないのが残念ですが、中央・総武線も同様にカナリアイエローと明灰色にカナリアイエローの帯で区別していました。

1000番台は203系の登場により快速に転用されましたが、当初は明灰色にエメラルドグリーンの帯のまま活躍していました。



1973/06/17 JNR常磐線 我孫子
103系0番台Type1/1000番台

クモヤ90に動力回送されている103系0番台です。

この編成はクモヤ90+モハ102+モハ103+クハ103で、モハ103はパンタグラフを上げ、クモヤ90に制御されています。

当時の山手貨物線を電車が走ることは稀で、山手線を回送するシーンが良く見られました。



1975/03/18 JNR山手線 原宿
クモヤ90+103系0番台



103系いろいろ #2





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