Flight(到着1/2)
到着便は各空港により定められた飛行ルートで巡航高度から降下します。
飛行ルートは方面別(北方、南方など)に複数ありますが空港付近では滑走路の風向き別(北風運用、南風運用など)に集約されます。
管制官は各空港の運航方針や周辺住民との協定に基づいて滑走路を指定するので、方面と風向きが分かれば飛行ルートは推定できます。
しかし機長のリクエスト、滑走路の混雑や一時閉鎖などによって変更されることも珍しくありません。

羽田空港のB滑走路/22(南風運用)へのアプローチ(滑走路への降下)です。
羽田空港の北側、城南島海浜公園から撮りました。
令和島(中央防波堤、新海面処分場)付近の上空でファイナルターン(最後の旋回)して進入方向を22に調整、ファイナルアプローチ(滑走路への直線的な降下)します。

羽田空港のオープンパラレル(同時発着可能な平行滑走路)を利用したファイナルアプローチです。
羽田空港の南側、東扇島東公園から撮りました。
北風運用の到着便はA滑走路/34LとC滑走路/34Rでファイナルターンは東京湾の対岸、木更津付近です。

羽田空港のA滑走路/34L(南風運用)へのファイナルアプローチでグライドパス(滑走路に進入するスロープ)を降下しています。
国際線パーキング(現在のP5)から撮りました。
A滑走路の赤い誘導灯と多摩川の河口にあるD滑走路を見られます。
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