Flight(到着1/2)
ここでは飛行機のフライト、到着〜出発のシーンを紹介します。
空港とその外周で飛行機を撮れるタイミングが分かります。
国際線の定期旅客便の大半は直行便なので、到着してから約1時間〜2時間30分ほどで飛来した空港に向けて出発します。
このためチャンスは2回あり意識すれば飛来する旅客機の大半を撮ることも可能です。
しかし貨物便や夕方以後に到着する旅客便は夜間に出発、または24時間空港以外ではCurfew(飛行時間帯の規制)のためステイ(翌日以後に出発)することもありチャンスは限られます。
・成田空港の到着便と出発便の例
アエロメヒコ/メキシコシティ AM58便 06:20着 AM57便 14:25発 *長距離便は長時間も
ベトナム航空/ハノイ VN310便 07:35着 VN311便 10:00発
エールフランス/パリ AF276便 08:20着 AF275便 10:35発
ジンエアー/ソウル LJ201便 9:50着 LJ202便 10:50発 *LCCは短時間
オーロラ航空/ウラジオストク HZ3638便 12:10着 HZ3639便 12:55発
エティハド航空/アブダビ EY878便 13:00着 EY871便 17:55発
デルタ航空/デトロイト DL275便 13:55着 DL276便 15:40発
到着便は各空港により定められた飛行ルートで巡航高度から降下します。
飛行ルートは方面別(北方、南方など)に複数ありますが空港付近では滑走路の風向き別(北風運用、南風運用など)に集約されます。
管制官は各空港の運航方針や周辺住民との協定に基づいて滑走路を指定するので方面と風向きが分かれば飛行ルートは推定できます。
しかし機長のリクエスト、滑走路の混雑や一時閉鎖などによって変更されることも珍しくありません。
・羽田空港の飛行ルート
・成田空港の飛行ルート
・北風運用と南風運用によるフライト方向の解説
成田空港のB滑走路/34R(北風運用)へのアプローチ(到着便の滑走路に向けた降下)です。
B滑走路まで約4.5Kmなので高度はあり水平飛行のようにも見えます。
A滑走路のほぼ南端、芝山水辺の里から撮りました。
オープンパラレル(同時発着可能な平行滑走路)なので1525m以上先を飛んでいます。
成田空港のA滑走路/34L(北風運用)へのアプローチです。
A滑走路のほぼ南端、芝山水辺の里から撮りました。
A滑走路まで約800mありますが飛行ルートのほぼ真下なので迫ってくる雰囲気を感じられます。
関西空港のA滑走路/24L(南風運用)へのアプローチです。
A滑走路のほぼ北端、SkyView 関空展望ホールから撮りました。
白い誘導灯の真上に降下、滑走路まで約500mと近いですがビルの4Fからなので周辺の景色も良く見えます。
成田空港のA滑走路/16R(南風運用)へのアプローチです。
A滑走路の北端、さくらの山公園の北側から撮りました。
A滑走路まで約500m、グライドパス(滑走路に進入するスロープ)をほぼ3度の角度で降下しています。
飛行ルートに隣接しているので4発機のエンジンも良く見えます。
成田空港のA滑走路/16R(南風運用)へのアプローチです。
A滑走路の北端、さくらの山公園の南側から撮りました。
A滑走路まで約350m、ほぼファイナルアプローチなので機首は微妙に上げられています。
展望デッキにいるような感覚なので、スポッター(レジをコレクションする人)の定番である真横や尾翼が見えるアングルで撮れます。
Next (到着2/2)
Home