ETOPSの時代
ETOPSとは双発機に洋上飛行を認定するFAA(連邦航空局)の制度です。
エンジンの信頼性が低い時代はコストの高い3発機(DC10やMD11など)や4発機(747やA340など)のみ洋上飛行が認定されていました。
現在は信頼性が向上して大型エンジンの双発機が国際線に進出したので3発機や4発機は衰退しています。
全てのエンジンが良く見えるアングルはエンジンの数と配置により異なります。
現代は低翼機が主流でエンジンは主翼の機体に近い位置にあるため、飛行中に両エンジンが陽当たりして見えるのは稀です。
太陽の高度が低い朝夕、または飛行姿勢やアングルに工夫しないと陽当たりは期待できません。
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成田空港のB滑走路/16Lへのアプローチです。
B滑走路の北から撮りました。
朝陽に照らされ、やや見上げるアングルなので両エンジンが良く見えています。
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成田空港のB滑走路/16Lへのアプローチです。
B滑走路の北から撮りました。
3発機(McDonnell Douglas MD11)のエンジンは尾翼の下にもあるため、飛行中に全エンジンが見えるアングルはやや正面寄りです。
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成田空港のA滑走路/16Rからのテイクオフです。
ひこうきの丘から撮りました。
4発機(Airbus A380)のエンジンは主翼に分散しているため、全エンジンが見えるアングルは正面寄りですが、飛行姿勢によっては見られます。
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