北京の市内を走る市営?地下鉄の入り口です。
どうも中国では地下鉄のことを地鉄と呼ぶようです。
地下鉄が完成したのは日本を出る前から知っていたためか、なんとなく乗ってしまいました。 前日に着いたばかりで北京漢話をほとんど聞き取れなかったので、今から思うとちょっと無謀だったと思います。 1985/12/30 Beijing 地鉄北京駅 |
どことなく日本的なイメージを受ける北京の地下鉄です。
開通したばかりなのか、車両も駅もできたての雰囲気が漂っていました。
この時代にはまだ旅行者を積極的に受け入れていなかったため、カメラを持った外人、つまり私達は好奇の視線で見られました。 1985/12/30 Beijing 地鉄建国門駅 |
JNRに相当する鉄路局の北京駅です。
これは、ハルピンから寝台特急(直快254号)で戻ってきた朝に撮ったものです。
日本でいえば東京駅に相当するのでしょう、長距離列車の発着が相当多く駅構内は乗降客で溢れていました。 駅前には輸入したばかりの日本製タクシー(なぜかディーゼルエンジンのCROWN SuperSaloon)やトロリーバスに混じって観光用では無い人力車!!!が並んでいました。 1985/12/30 Beijing 鉄路局北京駅 |
万里の長城(八達嶺)に行く途中で線路を走ってくる前進型を見つけ、マイクロバスを停めてもらいました。
SLを撮る予定は全くなかったので、慌てて撮ったものです。
広大な中国のイメージからは意外ですが、北京の市内から万里の長城までは100Kmもありません。 この路線は、北京から長城の下をトンネルで突き抜けてモンゴルに行く国際線です。 さすがに長城の付近は勾配がきつくて、必ず補機が付くようです。 この写真の前進型も単機回送で旧勾配を駆け下りてきました。 煙りの方向がなぜか反対なのは、長城のある山から吹き下ろす強い風のためです。 1986/01/04 八達嶺 万里の長城付近にて |
万里の長城から北京のホテル(北京鉄路賓館)に帰る途中で線路を見つけ、マイクロバスを停めてもらいました。
長城に行く時も撮影のため突然止めているので、運転手は苦笑していたのではないでしょうか? 意外なことに単線を走ってきたのは、バック運転の建設型が牽く通勤列車でした。 1986/01/04 Beijing 北京近郊 Next page Last page |