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103系 その他の色



103系はモノトーンの5色(ウグイス、スカイブルー、エメラルドグリーン、オレンジバーミリオンとカナリアイエロー)が基本ですが、他のカラーリングもあります。

国鉄時代に地下鉄直通用として、明灰色にエメラルドグリーン(常磐線)、明灰色にカナリアイエロー(総武・中央線)と明灰色にスカイブルー(総武・中央線)の3種類が登場しました。

JR東日本は地下鉄直通用を除きモノトーンでしたが、仙石線が3種類の専用色に変更されました。 JR西日本では標準色に白帯を加えたものが関西本線、奈良線と紀勢本線に、クリームにブルーの帯が山陽本線、呉線と可部線で活躍しています。 JR九州は1984年に筑肥線の地下鉄直通用に大改造、赤をメインにした専用色の1500番台が活躍しています。

その後、1998年にワインレッド(播但線)、2001年にUSJ専用のラッピング(桜島線/ゆめ咲き線)、2004年にはエメラルドグリーンをメインにした専用色(加古川線用、3550番台)が登場しました。

常磐線〜営団地下鉄千代田線の直通運転用に新製配置された1000番台です。

常磐線の松戸電車区から一部の編成が、総武・中央線〜営団地下鉄東西線の三鷹電車区に転属しました。

写真は晩年の明灰色にスカイブルーですが、転属した時は明灰色にカナリアイエローでした。

現在は、E231系800番台に世代交代しています。



1999/07/20 JR総武・中央線 三鷹
103系1000番台

301系の増備として、新製配置された1200番台です。

総武・中央線〜営団地下鉄東西線用として活躍しましたが、E231系800番台に世代交代しました。

この写真は廃車回送前に、拝島駅の構内に留置されている姿です。



2003/06/07 JR青梅線 拝島
103系1200番台

シールドビーム2灯に改造、前面を強化された0番台Type1です。

仙石線に103系が登場した時はスカイブルーでしたが、後年に3種類の専用色に変更されました。

現在は、山手線から転属する205系への世代交代が進んでいます。



2003/03/16 JR仙石線 仙台
103系0番台Type1

スカートを装備、戸袋窓を撤去した0番台Type2です。

広島運転所に転属した103系は、クリームにブルーの通称広島色に変更されていました。

山陽本線、呉線と可部線で活躍しています。



1995/05/19 JR山陽本線 広島
103系0番台Type2

スカートを装備、戸袋窓を撤去した0番台Type2です。

この車両は冷房装置を3台も搭載しています。

グローブ形のベンチレーターと冷房装置が交互に並ぶ姿には、独特の雰囲気がありました。



1995/05/18 JR山陽本線 広島
103系0番台Type2

スカートを装備、戸袋窓を撤去した0番台Type2です。

同じカラーリングを施した111/113系との並びは、広島地区でのみ見られる光景です。

この車両は屋根付近の塗装が落ちていて、明石電車区時代のスカイブルーが見えています。



1995/05/18 JR山陽本線 広島
103系0番台Type2

JR西日本によるリニューアルを施された、0番台Type3です

Hゴムをステンレスで強化するのみでなく、運転台の窓を1枚化、車体側面や雨樋なども更改されています。

2001年にUSJ(Universal Studio Japan)が開業して、ラッピングカーが登場しました。

この編成はSESAME STREETですが、その他のラッピングもあります。



2003/08/06 JR桜島線(ゆめ咲き線) 西九条
103系0番台Type3




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