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常磐線 415系(藤代)



常磐線の電気方式は取手までが直流1500V、藤代からは交流20000V 50Hzです。

この理由は国際的な観測所の1つである気象庁 地磁気観測所が茨城県石岡市柿岡(北緯36度13分56秒、東経140度11分11秒)に存在するためです。

観測所より半径35Km以内に大規模な高電圧施設(=直流電化区間)があると観測に支障を来すため、藤代から1Kmほど取手よりで交直切替が行われます。

この415系(7+4両)上り列車は交直切替を終えて、直流1500Vにより走行中です。

2006/10/15 藤代
常磐線 上野行き クハ411-601

取手〜藤代にある交直切替用のデッドセクション(無電区間)を下り列車から撮影しました。

この区間の前後に「交直切替」の黄色い標識があり、デッドセクションは無動力慣性走行、その先から交流区間になります。

左側手前の架線柱に付けられた赤い斜線の入った標識が、まもなくデッドセクションになることを示しています。

正面の線路の上に見えている白い建物が藤代駅です。

2007/02/25 藤代
デッドセクション(交直切替)

デッドセクションを無動力で慣性走行中の415系車内です。

照明は非常灯のみとなり、夜間は通過前に車内アナウンスがされます。

後継のE531系では、このような光景は見られません。

2007/02/25 藤代
(デッドセクション)
常磐線 上野行き クハ411-115

デッドセクションに入る(前の写真)25秒前の415系車内です。

交流20000V 50Hzにより加速中で、照明は通常の状態です。

前の写真と比較すると、デッドセクションは日中でも暗くなることが分かります。

2007/02/25 藤代
常磐線 上野行き クハ411-115

交直切替を終えて交流20000V 50Hzで発車する415系(4+7両)の下り列車です。

プットホームの屋根に登る梯子には「20000V 電線 危険」の注意が掲示されていました。

2007/02/25 藤代
常磐線 勝田行き クハ411-1526

佐貫から来た上り列車が藤代に到着するところです。

藤代も3線構造で、中線はプラットホームのない通過、待避用でした。

2007/02/25 藤代
常磐線 上野行き クハ411-523




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