上越方面を候補にしたのは、水上〜越後湯沢のロケハンとトンネル駅の土合に行くことが目的です。
東京方面から土合へ行くのには新幹線を高崎で降りて上越線を北上する直線ルートと、越後湯沢まで行ってUターンするルートの2通りがあります。 予め時刻表などで調べておけば良かったのですが、上越線のダイヤは1時間に1本以下という曖昧な記憶しかありません。 天気予報では荒れ模様なので、東京に近い高崎で降りて上越線の湘南色の115系に乗り、水上で新潟色の115系に乗り換えて、車内で車掌さんに次の列車が1時間ほどで来ることを確認してから、土合で新潟色の115系を降りました。 2010/02/11 JR上越線 土合 長岡行き普通 115系 |
土合は日本屈指のトンネル駅として有名ですが、駅ファンは意外に行かないようです。
ここで一緒に降りた乗客は2人、かなり重装備の登山客でした。
全国的に有名な駅なので遥か彼方に明るい出口?が小さく見えるところに、モグラが描かれた説明がありました。 ようこそ「日本一のモグラ駅」へ、この階段は338m 462段、143m 24段を経て改札口まで約10分... と書かれていますが、自分の体力では何分かかるのか? ちょっと想像できないほどの深さです。 2010/02/11 JR上越線 土合(下り線) |
何回も息を切らして写真を撮りながら462段の階段を上り、143mの明るい通路を抜けて改札口に辿り着いたのは約15分後でした。
改札口から外に出ると、文字通りの雪国が眼の前に現れます。 土合の階段はここから谷川岳へ行く登山客にとって、軽いウォーミングアップなのだそうです。 改札口に掲示された発車時刻表を見ると、 *2009年3月14日改正 下り(長岡行き)8:30 9:56 13:50 17:52 20:45 上り(水上行き)6:40 8:34 12:26 15:31 18:21 の上下各5本のみで冬期は日により上下各3本の臨時列車が加わるようですが、1時間に1本程度というのは高崎〜水上のみでした。(汗) 2010/02/11 JR上越線 土合 |
土合から新潟色の115系に乗り、真っ白な雪景色の中を25分ほど走ると、越後湯沢に到着します。
7年前に越後湯沢に来たときは、運良く赤いスノーラビットを見られました。
今回も見られてラッキーと思っていたら実は間違いで、2003年に見たのは681系8000番台の方でした。 2010/02/11 JR上越線 越後湯沢 北越急行683系8000番台 |
越後湯沢では駅の構内にも1mほどの積雪があり、数十名の作業員がプラットホームの屋根上と下で除雪していました。
これはプラットホームに置かれていたピカピカの除雪機です。 YANASE Y10-18Gsというロゴが貼ってあるので、外車ディーラーのヤナセが輸入した最新機器だと思ったら、雪国の駅には良くあるものでした。 Snow throwerと呼ばれていてメーカーや機種も多種多様なようです。 越後湯沢 YANASE、六日町 YAMAHA、十日町 FUJII、西若松 HONDA、喜多方 YAMAHA、芦ノ牧温泉 HONDA 2010/02/11 JR上越線 越後湯沢 |
越後湯沢はJR東日本の上越線の駅ですが、北越急行ほくほく線に直通する列車も多く見られます。
これは臨時列車で、小学生の団体による貸切列車として運行されていました。 2010/02/11 JR上越線 越後湯沢 臨時列車(団体貸切) 北越急行HK100-102(ゆめぞら) |
ツーデーパスを利用すると北越急行ほくほく線の、まつだい駅まで行くことができます。
ほくほく線と飯山線の接続駅である十日町を目指すことにして、再び新潟色の115系に乗りました。 写真は、11時30分頃に越後湯沢〜石打ですれ違ったEF64の重連が牽引する貨物列車です。 貨物列車が夜間帯から日中帯にシフトしたことは知っていましたが、運が良いのか悪いのか? 先頭車にいたので車内から撮ることができました。 2010/02/11 JR上越線 石打 EF641020+EF64 Next page |