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SLみなかみが終点に着くと、D51498は切り離されて隣接する旧水上機関区に行きます。

かつては屋根付きの車庫があり、前補機のEF16や除雪用のDD15などがいましたが、現在はご覧の通りです。

かつての機関区の面影はありませんが、誰でも容易に撮影できるように整備されていました。

これらの整備は、安全の確保には最良の対策だと思います。

2010/07/24 上越線 水上 D51498

水上の車庫は解体されていましたが、小型の給水塔、最低限のアッシュピットとターンテーブルがあります。

SLの運行は可能ですが、良く見ると架線やディーゼルの給油設備が無いことに気付きます。

現役のELやDLは戻らないことを前提にして、SL専用に整備されたようです。

2010/07/24 上越線 水上 D51498

水上にある現役のターンテーブルですが、さすがに線路には錆びが見られます。

上越線が全線電化されたのは1947年ですが、ラッセル車や除雪機のために、現役で残されていたものと思われます。

2010/07/24 上越線 水上

水上に着いたD51498には給水と給炭に加えて、専門の整備士による入念な点検整備が行われます。

これらの作業は1時間ほどで、見学用の場所から間近に見ることもできます。

2010/07/24 上越線 水上 D51498

点検整備が行われた後は、停車位置をずらして待機します。

この位置は点検整備をするところより、さらに撮影に向いていました。

無闇に不要な高いフェンスを作らず、安全面だけでなく観光客や撮影者にも配慮した、JR東日本に感謝です。

2010/07/24 上越線 水上 D51498



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