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Tram car: 東京都電 6000形 6045〜6191



都電の6000形は第二次世界大戦前の木造車両を1947年〜1952年に鋼体化したもので、290両が製造されました。 製造年度やメーカー等によって差異があり、大別すると5種類が存在しました。 (入籍日と廃車日は、RM LIBRARY 19 東京都電6000形 江本廣一 より記載しています。)

Type1:6045(32系統)
1948/04/02入籍 1972/11/15廃車

Type1は1947年度に登場した車両で、6001〜6050が製造されました。

旧型の木造車の台車や台枠を再使用した鋼体化車両で、車体側面(乗降用のドアの間)の窓は10枚です。

32系統(荒川車庫〜早稲田)で方向幕の表示は荒川車庫です。



1972/06/06 巣鴨新田

7510(27系統),Type2:6063(32系統)
1949/03/19入籍 1978/04/27廃車

Type2は1948年度に登場した車両で、6051〜6134が製造されました。

旧型の木造車の台車や台枠を再使用した鋼体化車両で、車体側面の窓は10枚です。

両車とも27系統(三ノ輪橋〜赤羽)で、方向幕の表示は三ノ輪橋です。

すれ違っている7510の方向幕の表示は赤羽です。

現在、6063は文京区神明町公園に保存されています。



1972/11/11 王子

6074(23系統)
1949/01/30入籍 1972/11/15廃車

23系統(福神橋〜月島通八丁目)で、方向幕の表示は柳島車庫です。

この車両は窓枠をアルミサッシに改造されています。



1972/09/23 柳島車庫

6270(12系統), 6080(13系統)
1949/03/19入籍 1978/04/27廃車

13系統(新宿駅〜水天宮前)で方向幕の表示は秋葉原駅西口、左の車両は12系統(新宿駅〜両国駅)で方向幕の表示は岩本町(九段回り)です。

6000形同士で並ぶと、Typeや車両による微妙な差が良く分かります。

現在、6080は北区飛鳥山公園に保存されています。



1970/03/15 新宿駅前

8075(24系統), Type3:6148(23系統)
1949/07/15入籍 1972/11/15廃車

Type3は1949年度に登場した車両で、6135〜6174が製造されました。

旧型の木造車の台車や台枠を再使用した鋼体化車両で、車体側面の窓は10枚です。

23系統(福神橋〜月島通八丁目)で方向幕の表示は月島、左の車両は24系統(福神橋〜須田町)で方向幕の表示は須田町です。



1972/08/24 柳島車庫前

6152(32系統)
1949/07/30入籍 2001/12/20廃車

32系統(荒川車庫〜早稲田)で方向幕の表示は早稲田です。

真夏で暑いためか、全ての窓が全開にされています。

現在、6152は荒川区荒川遊園地に保存されています。



1971/08/18 巣鴨新田

Type4:6181(32系統)
1950/09/09入籍 1978/04/27廃車

Type4は1949年度に登場した車両で、6175〜6241が製造されました。

台車も新しく製造された新製車両で、車体側面の窓はType1と同じ10枚です。

32系統(荒川車庫〜早稲田)で、方向幕の表示は荒川車庫です。

運転士さんの左に並んでいるのは車掌さんです。



1972/09/07 王子駅前

7075(27系統),6191(32系統)
1950/11/16入籍 1978/04/27廃車

32系統(荒川車庫〜早稲田)で方向幕の表示は荒川車庫です。

すれ違った7075は27系統(三ノ輪橋〜赤羽)で、方向幕の表示は赤羽です。

現在、6191は府中市市民健康センターに保存されています。



1971/10/24 王子駅前

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