Flight(出発2/3)
成田空港のA滑走路/16R 北端です。
さくらの山の南側から撮りました。
第1ターミナルから誘導路をタクシングしてきた飛行機でラインナップ(離陸滑走を開始する位置に待機)するために180度転回します。
この付近で停止した場合はA滑走路/16Rの到着便がランディングして滑走路から離脱するまで待機します。
成田空港のA滑走路/16Rでのラインナップです。
管制官からクリアランスを受けるとフルスロットル(エンジン全開による最高出力)で加速して滑走します。
滑走路がガラ空きの場合や出発時刻が遅れていると予めクリアランスを受けておいて転回が終ると停止しないで滑走を始めます。
Biz(business jet)や小型機(Boeing737など)はインターセクションデパーチャー(滑走路の途中から出発)もします。
伊丹空港のB滑走路/34Lからの出発便でフルスロットルで加速、滑走しています。
パッと見は出発便か到着便か良く分かりませんが、出発便はエンジンの後方が排気で派手にボケて主翼端が上っています。
到着便はエンジンがほぼアイドル、タイヤからスモークが出ている、エンジンがリバース、スポイラーが上っています。
羽田空港のC滑走路/34Rで揚力を上げるためにローテーション(機首を上げる)しています。
V1(離陸決定速度)を過ぎてVR(ローテーション速度、313km/h)まで加速するとローテーションします。
ノーズギアは地上から離れていますがメインギア(機体の重心にある降着装置)は滑走路に接地しています。
伊丹空港のB滑走路/34Lからエアボーン(航空機が空中に上昇)しました。
エアボーンとはこの瞬間を表す言葉で、テイクオフはラインナップから航空路に向かう上昇まで含みます。
バックの景色はエアボーンの前後で急激に大きく変化するので、シャッターを切るタイミングがポイントです。
313Km/h以上で飛ぶので10枚/秒の高速連写でも約8.7m/枚は動くことになり良いタイミングで撮れる保証はありません。
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