Flight(出発1/2)
出発便は各空港に定められた飛行ルートで巡航高度に上昇します。
滑走路は風向き別に2方向、飛行ルートは方面別に複数あります。
管制官は各空港の運航方針や周辺住民との協定に基づいて滑走路の混雑や行き先などを考慮して滑走路を指定するので、方面と風向きが分かれば飛行ルートは推測できます。
しかし機長のリクエスト、滑走路の混雑や一時閉鎖などによって変更されることも珍しくありません。

成田空港の第1ターミナルのスポット(#26)での出発待ちです。
第1ターミナルの展望デッキから撮りました。
機材を点検、手荷物、貨物やケータリングなどを積載、給油、プッシュバック用トラクターを用意して乗客の搭乗を待ちます。
PBBは2セット接続(乗客の搭乗中)、GSE(ベルトローダーとハイリフトローダー)がいてトラクターはいないので、出発までの時間はまだあります。

成田空港の第2ターミナルのスポット(#73)からプッシュバック(航空機を推進してタクシングする位置に移動)されて出発、GS(地上支援要員)による見送りは日本の空港で見られる慣習です。
第2ターミナルの見学デッキ北から撮りました。
エンジンはまだアイドル状態でトラクターを外してから本格的に稼働します。
プッシュバックはエプロンのみでハンガー(格納庫)や離れたスポットへの移動はトーイング(牽引)されます。
出発時刻とは飛行機が動き始めた時刻です。
なお、名古屋飛行場などトラクターを利用しないで飛行機が自力で転回して出発する空港もあります。

成田空港のA滑走路/34L(北風運用)の南端に向けて誘導路をタクシング(自力で移動)している出発便です。
航空科学博物館の展望室から撮りました。
出発ラッシュやA滑走路の一時閉鎖(点検や障害物除去など)があると、誘導路に出発便の待ち行列ができます。

成田空港のA滑走路/16R(南風運用)でのラインナップ(離陸滑走を開始する位置に待機)です。
A滑走路の北側、さくらの山から撮りました。
クリアランス(離陸許可)を既に受けているとラインナップは省略して180度ターン(誘導路は34Lの方向にタクシングして来たので)が終わり次第、離陸滑走することもあります。
なお、最近はSustainable(温暖化防止)のためタクシングを減らせる(省エネ)インターセクション(滑走路の途中から離陸滑走)が増えています。

A滑走路/34L(北風運用)からのエアボーン(離陸して空中に上昇)です。
第1ターミナルの展望デッキから撮りました。
出発便は滑走路を離陸滑走、V1(離陸決定速度 283km/h)VR(ローテーション速度 313km/h)V2(安全離陸速度 335km/h)に加速してエアボーンします。
V2に達するのは機種、離陸重量、気温(気圧)や風向風速などの条件次第でエアボーンの位置はバラバラですが、成田空港のA滑走路は4,000mで余裕がある(2,500m前後が普通)ためセンターライン(第1ターミナル展望デッキのやや南)付近も珍しくはありません。
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