4.日中(陽陰なし)
・曇り
日中としての陽射しはあっても順光と逆光を区別できない時はModeSで撮ります。
ModeSで必要なシャッター速度を維持します。
設定例: 1/640sec F7.1を目安にしてISOは必要な感度に設定します。
露出補正: 撮影したらLCDでチェック、適度なコントラストになるよう-0.3EV〜+0.3EVに露出補正します。
ModeS, ISO400 1/1250sec F7.1 +0.3EV
陽射しは感じられますが空はいわゆるどん曇りです。
コントラストが弱いのは割り切り、明るい雰囲気を目指して+0.3EVに設定。
・雨
日中としての陽射しはあっても順光と逆光を区別できない時はModeSで撮ります。
ModeSで必要なシャッター速度を維持します。
設定例: 1/640sec F6.3を目安にしてISOは必要な感度に設定します。
露出補正: 撮影したらLCDでチェック、適度なコントラストになるよう-0.3EV〜+0.3EVに露出補正、航空機ではなく雨天をメインにするのなら+0.3EV〜+1.0EVに露出補正します。
ModeS, ISO800 1/800sec F9 -0.3EV
それなりの明るさはありますが霧雨のような雨降りです。
見通しは悪く望遠(雨滴が重なって煙る)なので被写界深度を確保するF9、コントラストを上げるため-0.3EVに設定。
・雪
日中としての陽射しはあっても順光と逆光を区別できない時はModeSで撮ります。
ModeSで必要なシャッター速度を維持します。
設定例: 1/640sec F8を目安にしてISOは必要な感度に設定します。
調整: バックの雪〜フレーム全体の明るさに対して露出補正します。
雪が白く明るいときは+0.3EV〜+2.0EVに露出補正、航空機ではなく雪をメインにするのなら-0.3EV〜-2.0EVに露出補正します。
露出補正: 撮影したらLCDでチェック、ハイライトの白飛びが目立つときは露出補正値を-0.3〜-0.7します。
ModeS, ISO640 1/1000sec F9 +0.3EV
明るい曇りに雪レフが加わっています。積雪の描写は割り切り、機体を明るくするため+0.3EVに設定。
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