5.夕方から日没前後
日暮れから日没は陽当たりが激減していくので撮影の直前に試し撮り、撮ったらLCDでチェックして設定を見直します。
少しでも暗くなったらISOは常用感度(ISO640など)から高感度(ISO1600など)へ徐々にシフトします。
設定例: 1/100sec F6.3 を目安にしてISOは必要な感度に設定します。
露出補正: 撮影したらLCDでチェック、適度なコントラストになるよう-2.0EV〜+2.0EVに露出補正、航空機ではなく夕焼けをメインにするのなら-0.7EV〜+0.7EVに露出補正します。
・日暮れ
ModeA, ISO50 1/250sec F9 -0.7EV
まだ明るい日暮れで太陽は右側にあります。
強烈なハイライトから逆光によるシャドーまでありますが、富士山の南側にある雲から山頂を基準としてModeA F9 -0.7EVに設定。
・日没
ModeA, ISO640 1/1600sec F9 0EV
日没直前で太陽は山並みに沈んでいきます。
太陽の輪郭と山並みの光芒を基準としてModeA F9 0EVに設定。
・日没直後
ModeS, ISO1000 1/50sec F4.5 +0.7EV
太陽は雲間に沈みましたが西の空はまだ明るく残照があります。
到着便がブレないModeS 1/50sec、滑走路を明るく+0.7EVに設定。
・日没後
ModeS, ISO1600 1/25sec F4.5 +0.7EV
日没直後で残照も僅かになりました。
歩留まりはかなり落ちますが、1/25secにしてISO1600 +0.7EVを維持。
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