1963年12月28日から走り出した103系の元祖、0番台Type1です。
運転席の左上にある緑色のプレートは、東京南鉄道管理局 品川電車区の配置と編成番号を示しています。 当時、首都圏の国電は10両編成で冷房装置はないのが普通でした。 このカーブは後追いになりますが、丸いグローブ形ベンチレーターがきれいに並んで見えます。 1975/09/13 JNR山手線 五反田 103系0番台Type1 |
運転間隔を短くすることを目的に信号システムをATC化するため、先頭車のみ0番台Type3に置き換えられた編成です。
山手線は全編成の先頭車が置き換えられたので、1号車と10号車が冷房化(20%)されました。 一部のマスコミが山手線は100%冷房化されたと報道したので、唖然としたものです。 1975/09/13 JNR山手線 五反田 103系0番台Type3 |
205系が導入され始めた頃の0番台Type3です。
100%冷房化、ATCによる運行制御が行われた103系の完成形と呼べる姿でした。 現在は恵比寿ガーデンヒルズとして再開発されたサッポロビール(旧エビスビール)の倉庫が右手に見えています。 1987/05/09 JR山手線 恵比寿 103系0番台Type3 |
反対側の目黒方向を撮影したもので、右手には日の丸自動車教習所が見えています。
ガードの下をクロスしているのは山手貨物線で、EF65などの電気機関車が牽く貨物列車が走っていました。 当時の埼京線は新宿まで、湘南新宿ラインは構想のみで、この区間は山手貨物線でした。 1987/05/09 JR山手線 恵比寿 103系0番台Type3 |
スカートを装備した0番台Type3です。
関西本線用の車両が使用されているので、直通運転をするのでしょうか? 2003/08/06 JR大阪環状線 大阪 103系0番台Type3 |
列車番号表示、方向幕と運転台の窓枠をステンレスで強化された0番台Type2です。
奈良までの各駅停車で、左は221系の快速です。 踏切が多いためか、JR西日本の103系は近郊形のようにスカートを装備していました。 2003/08/09 JR奈良線 京都 103系0番台Type2 |
0番台Type2で、城陽までの各駅停車です。
短距離の通勤通学用に製造された103系ですが、駅間の長い路線でも運用されています。 中間車の2両は延命工事を受けていて、103系の無骨さが感じられない近代的な姿でした。 2003/08/09 JR奈良線 京都 103系0番台Type2 |