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Yamanote205: 1913



ここでは、歴代の山手線用車両(旧性能電車)を紹介します。100年に近い歴史を誇る山手線の歴代は通勤電車の歴史とも言えます。

1909年10月12日(明治32年)品川線(品川〜赤羽)と豊島線(池袋〜田端)を合わせて山手線(やまのてせん)と改称されました。

山手線の電車運転は1909年12月16日の烏森(新橋)〜品川〜池袋〜上野と池袋〜赤羽が最初で、ホデ6100が使用されました。

1913年(大正2年)に増備車として、鉄道廠の新橋工場で木造車体にポールを備えたナデ6141が製造されました。

その後、高速化を目的として1920年(大正9年)から自動連結器とパンタグラフ化が行われました。 また、1925年11月1日(大正14年)に神田〜上野が開業、現在の環状運転が開始されました。

2002/08/24 JR東日本 大井工場
ナデ6141

モハ30系は1926年(昭和元年)から製造された17m車体の鋼製電車です。

モハ34(クモハ12)は1933年(昭和8年)の製造で、この年から動揺の防止と連結作業の簡易化を目的に密着連結器を装備しました。 在来車については1934年(昭和9年)から密着連結器に交換されています。

1974/07/21 武蔵白石
JNR鶴見線(大川支線) クモハ12(モハ34)

モハ40として1932年(昭和7年)に製造された20m車体の鋼製電車です。

現在でもJRにおいては20m車体が電車の標準です。(新幹線は25m車体)

1973/03/24 国分寺
JNR下河原線 クモハ40074

63系は1944年(昭和19年)から戦時設計(第二次世界大戦中)として製造されました。

1951年(昭和26年)4月に桜木町事件で車両火災が発生、3枚開き窓のため乗客が脱出できず多数の死傷者を出しました。

写真はその後に63系から改造された73系ですが、同様の3枚開き窓を備えています。

1976/10/31 川井
JNR青梅線 73系

1956年(昭和31年)から大幅な改良版として新製された73系です。

方向幕や列車番号の表示器を装備、全鋼製でHゴムや窓サッシなどが採用されて戦時設計の面影は消えました。

1976/10/31 川井
JNR青梅線 73系




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