Home>Zoom lens
ズームレンズの選び方 スポッティング向け


ここでは羽田空港と成田空港の代表的な撮影スポットでスポッティングする(民間機をほぼ真横から撮る)のに必要なズームレンズの選び方を紹介します。 軍用機やヘリコプターなど(AFの速さや耐候性などが求められる)は意識していません。

Step1 飛行機の全長を確認する
下表は主な航空会社の定期便に使用されている大型機(上位8機種)と小型機(下位6機種)の全長です。 最長のBoeing 747-8iは76.25m、Bombardier DHC-8Q/400は半分以下の32.84m、この範囲を真横から撮れるレンズが必要です。 さらに短い飛行機(Bizなど)もありますが、ほとんどの飛行機はこの範囲に収まります。

Step2 撮影スポットでの作例の焦点距離を確認する
以下は代表的な撮影スポットにおける大型機と小型機の作例です。 大型機を真横から撮れる焦点距離が広角端(ワイド端)、小型機の焦点距離が望遠端(テレ端)として求められます。 実際の焦点距離は撮影する公園内や展望デッキでの立ち位置などにより変化するため余裕を持って下さい。 Step3 作例からレンズに求められるレンジ(焦点距離の範囲)を確認する
作例の焦点距離は35mm換算で最短57mm、最長375mmなので下表のレンジが求められます。 なお、空港から離れた撮影スポットや真横ではないタイミングで撮影すると望遠端はさらに必要となります。 Step4 カメラのマウントに対応する販売中のレンズを選択する
以下は純正品で価格.comに販売価格が登録(2023年7月)されているズームレンズの例です。 最初に望遠ズームを決めて、次に標準ズームまたは広角ズームを単純に焦点距離で選択(価格や重量などは意識していない)しました。 (参考)ズームレンズの特性とレンズの選択
ズームレンズには物理的な制約などにより以下の特性があるので参考にして下さい。 コスト、重量や大きさなどを抑える一般的な方法です。
Next



Home