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Sakura: デジタル放浪記



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2006年

新幹線の攻撃! 2007/07/20 22:42:20

Nikon D80の修理が完了したとの連絡を受けて、Nikonのサービスセンターへ引き取りに行きました。 「さすがNikon!」と言えるスピード修理で代機は出番すらも無く、サービスセンターの評判が良いことを実感しました。

NIKonの修理部門では「凄い写真」を分析して、迷わず関連部品の「DG基盤部組2」を交換したそうです。 これはデジタル一眼レフの出力画像を合成、作成する中枢で、今まで集積したノウハウを元にJPEG画像を作成するものです。

「過去に同様の事例は無い」とのことでしたが、テレビ局の衛星中継車の付近などで画像が乱れた実例があるそうです。 つまり、デジタル基盤は精密電子部品なのでコンピューターと同様に、高電圧や電磁波の影響を受けるのです。

恐るべし新幹線! 交流25000Vの架線でのスパークや変圧器の近くでは、デジタル一眼レフは攻撃を受ける可能性があるそうです。 入院したD80は不運にも中枢を攻撃されて「火星の光景」を2枚作成してしまったのです。

対処方法は「近くに行かず、避けること」になりますが、プラットホームから撮ったものなので運次第とも言えます。 今回は不運な2枚の前後は全て正常なので、一時的な問題に止まり自動的に回復したものと思われ、交換は念のためだそうです。

スパークしやすい新幹線の架線の継ぎ目や変圧器の近くでの撮影は避けることをお勧めします。


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