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デジカメがメインに昇格 2006/08/01 01:15:30 2002年になるとデジカメは普及形の一眼レフ、一眼レフタイプ、コンパクト高級機、コンパクトと廉価版に分化して各クラスの機種が豊富になってきました。コンパクトの普及機でもCCDが300万画素になったので、一眼レフやコンパクト高級機が本来の真価を発揮できるようになり、カメラとしての性能でデジカメを選ぶと相応の結果・画質を得られるようになってきました。 この時期に銀塩一眼レフからデジ一眼にシフトした鉄道ファンも多いのではないでしょうか? 私の銀塩一眼レフは今でもNikon F-801という10年目のオーバーホールを経た年代ものなので、デジ一眼のメリットであるレンズの共用はできず、500万画素を超えるデジ一眼は高価なため見送りました。 私のメインは撮り鉄ですが、銀箱(アルミ製カメラバッグ)に交換レンズを何本も入れて持ち歩くようなバリバリの撮影派ではなく、どちらかと言えばスナップ・記録派です。35-70mm程度の入門用フルオートのみでは困りますが、マニュアル撮影が可能で24-200mm程度のレンズがあれば、コンパクト高級機でも活用できます。 しかし、銀塩一眼レフはスイッチを入れてシャッターを押せば撮影できるのに、デジカメはどちらもタイムラグがあり、スイッチオンの起動待ちで列車が行ってしまったり、シャッターのタイムラグで列車の先頭を撮り損ねたりします。この欠点はカメラとしても困りもので、運動会の短距離走やリレーでは、撮ったはずの走者が写っていないのが普通でした。 OLYMPUSのCAMEDIA C-3000Zoomがスナップ機になったのは、32-96mmの低倍率ズームやシャッターの最高速が1/500秒という性能以前に、この欠点が原因です。鉄道写真では列車が決められた線路を走るので、予めスイッチを入れアングルを決めてビントも合っていれば、撮れないことはないのですが、いくら練習しても前から1枚、後追いで1枚が限界でした。 空を除いて(銀塩でも難しい方ですが)発色は良く、デジカメには珍しくホールド感(構えやすさ)に優れていましたが、スマートメディアが衰退し始めたこともあり、NikonのCOOLPIX 4500に買い換えました。CCDは400万画素で、接写にも優れたレンズとスイバル(180度方向の撮影が可能)が特徴です。スイッチオンの起動待ちはかなり長いのですが、シャッターのタイムラグは比較的改善され、ズーム倍率が4倍で望遠側が150mmなので、鉄道写真には比較的向いている機種でした。 1000万画素でRAW撮影(無圧縮、機種固有のフォーマット)が標準の撮影派には不足でしょうが、スナップ・記録派には必要最低限のスペックを備えていて、デジカメがメインに昇格しました。 写真はCOOLPIX 4500で撮影したものです。2004年に購入したCanonのIXY 500(500万画素)に比べても、ビントと露出が正確で見かけの解像度や色の再現性に優れています。 Forward Backward |