Sakura: デジタル放浪記

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日々是電脳?! #7 WindowsXP SP3でftpが立ち往生 2008/05/17 15:11:07

ここでは、tekkenがGWを挟んで送った予期せぬ電脳の日々を紹介します。

旅行中を除いてNotePCは家族用なので、普段はPowerMac（MacOS X）をメインにDimension（WindowsXP/VISTA）を使っています。この2台はLAN（Switch,Hub）に接続していて、Sambaの共有は不安定なのでデータファイルはftpで転送しています。

PowerMacの世代交代、NotePCの買い替え、データの引っ越しとSPのインストールがようやく終わったので、データをftpで転送しようとしたら、なぜかできません?! 接続～ログインまでは問題ないのですが、WindowsXP SP3ではftpによりMacOS Xのフォルダを読めなくなりました。

MicrosoftのサイトのサポートとFAQにアクセス、次にネットの検索...と再び彷徨しないとダメなのか? しかし、そもそもSP3をインストールする前のSP2も、ファイアウォールの設定を変更しないとftpの転送はできませんでした。

1.WindowsXP SP2とMacOS Xを普通に起動する。（DHCPによりIPアドレスを自動設定）
2.ワイヤレスLANのStationに接続しているSwitchからのLANケーブルを抜いて、LANをインターネットから切り離す。
3.MacOS Xのftpサービス（ftpサーバー）を開始する。
4.WindowsXP SP2のファイアウォールを無効にする。（設定の変更）
5.ftpクライアント（FFFTP）からMacOS Xに接続して、データファイルを転送する。
6.ftpクライアントとftpサービスを停止、ファイアウォールを有効にしてから、LANケーブルを接続する。

これは素人のやり方で、もっと賢い設定をすれば毎回、LANケーブルを抜いたりファイアウォールを無効にする必要はないはずです。恐らくWindowsXP SP3ではセキュリティがSP2よりも強化されたため、MacOS Xのフォルダが読めなくなったと思われます。

WindowsXP SP3の設定変更をするか、VISTAの設定変更にチャレンジするのか悩みましたが、この際なのでVISTAの設定変更をチェックすると、HomeBasicはレジストリの変更が必要ですが、HomePremiumは簡単に対応できて、コントロールパネルから微調整もできることが分かりました。

1.ftpソフトでMacOS Xのftpサーバーに接続して、参照するフォルダをデフォルトから変更する。
2.「この機能はWindowsファイアウォールによりブロックされています、設定変更を許可しますか?」とのポップアップが表示される。
3.ファイアウォールの設定変更を許可する。
4.[コントロールバネル]～[システムとメンテナンス]～[管理ツール]～[セキュリティが強化されたWindowsファイアウォール]～[受信の規則]を開く。
5.最初の行に使用したいftpプログラム名が表示されていれば、設定は自動的に変更されています。

VAIOとPavilionはHomePremiumだと分かっていましたが、問題はDimensionなので改めて見ると、外れのHomeBasicでした。思わず唸ってしまいましたが、HomePremiumが余っている（VISTAの発売初日に買って試したアップグレード版）ことを思い出し、Windowsマシンは全てHomePremiumに統一することにしました。（続く）

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