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旭川鉄道管理局
稚内機関区

1974/03/31 稚内機関区 DD145 所属している唯一のディーゼル機関車、バックには小型の機関庫とターンテーブルがある。

1974年3月30日、札幌発21時20分の寝台急行利尻(317レ、DD51牽引、1号車、オハネ16503)に乗り、3月31日の6時20分に宗谷本線の南稚内へ到着。 南稚内駅に隣接する日本最北端の機関区、稚内機関区を訪問した。

稚内機関区は小規模な機関区で、主な施設はターンテーブルと小型の機関庫。 当時の担当路線は宗谷本線、天北線と興浜北線で9600のみの配置だが、なぜかD51の廃車が留置されていた。

南稚内の次は日本最北端の稚内駅だが、構内にはターンテーブルなど方向転換するための施設が無い。 このため、C55が牽引する下り旅客列車が稚内に着くと、(1)機関車を編成の最後尾に付け替えてバックで南稚内まで牽引 (2)稚内機関区のターンテーブルで方向転換 (3)バックで稚内まで牽引して戻る (4)稚内で機関車を編成の先頭として付け替え、を行って上り旅客列車に方向転換していた。

稚内機関区は廃止、旧構内の留置線などが継承され、宗谷本線の旅客車内整備などに利用されている。
2形式 13両 1973年
9600 12両 19612 19616 19661 29607 29613 39655 49601 49603 49673 59674 59696 69623
DD14 1両 5
岩一 岩二
長岡 東新 高一 高二
敦一 敦二
吹一 吹二
鹿

見学した時に機関区の構内にいる9600の全機が庫内にいたので、このような写真のみとなってしまった。

日本最北端の機関区でさえ、春闘のスローガンが白ペンキで大書されていて、非常に残念だった。



1974/03/31 稚内機関区
19616

応援、転属または除雪しながら来たのか不詳だが、北見機関区所属のDD14313が構内の片隅に休んでいた。

向かって左手前が南稚内、右奥が稚内の方向でバックに見える客車が収容された車庫は稚内客貨車区のもの。



1974/03/31 稚内機関区
DD14313




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