東京南鉄道管理局 高島機関区 |
1970/09/23 高島機関区 D51448,D51296,D51786 高島線の貨物列車を牽いたD51がラウンドハウスで待機している 1970年9月23日、京浜東北線(103系)で桜木町に行き、駅に隣接する高島機関区を初めて訪問。 その後、高島貨物線のさよなら列車が東京駅から運転された10月18日に再訪問している。 高島機関区は新鶴見機関区の支区として、東海道本線の貨物支線(品鶴線、高島線)と構内入換を担当。 高島機関区の所属機は特になく、区名板も「新」となっていた。 桜木町駅と高島機関区は複雑な歴史(旧暦1872年5月7日に横浜駅として仮開業、新暦1872年10月14日に新橋〜横浜正式開業、1915年2代目横浜駅の開業に伴い桜木町に駅名変更、現横浜駅は関東大震災後の3代目)を辿った。現在、高島機関区は廃止されていて、跡地は桜木町駅からMM21地区の赤レンガ倉庫付近までに相当する。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ラウンドハウスには構内入換用のDD13も入庫していて、珍しくゼブラ塗装を施されたDD13もいた。
ターンテーブルに取り付けられた丸いブレートには、大きな字で「安全」と書かれている。 1970/09/23 高島機関区 D51448,DD13642,DD13192,DD13214 |
高島貨物線のさよなら列車が東京駅から運転され、高島機関区のターンテーブルで転回中。
構内は大混雑したため、残念ながらまともな写真は残っていない。
報道関係者もかなりいたはずだが、なんとラウンドハウスの屋根にも登っていた。 警備陣も機関区の職員方も含め大人数で、D51791が動くと危険防止に奔走していた。 お別れのプレートには「高島線電化 さよなら蒸気機関車 10月10日 10月11日 10月18日 東京駅 横浜港駅 品川駅」と書かれている。 1970/10/18 高島機関区 D51791 |