門司鉄道管理局 門司機関区 |
1973/03/28 門司機関区 D51215,D6069,DE101209 2基もある大型給炭搭の片方は珍しいコンクリート製の巨大なものだった 1973年3月27日、東京から10時0分発の急行高千穂・桜島(1101レ、EF58牽引、スハ44)に乗り18時間10分で1102.8Kmを走破、3月28日の4時10分に門司へ到着。 早朝なのでまだ薄暗かったが東京とは異なる暖かさに元気づけられ、駅から15分ほど歩いて門司機関区を訪問した。 門司は九州の玄関口で門司機関区には134両もの機関車が配置され、単一の機関区としては最大級。 主な施設はターンテーブル、ラウンドハウス、大型の機関庫と2基の大型給炭搭。 担当路線は関門トンネル、鹿児島本線、日豊本線と日田彦山線で、関門トンネルはEF30、鹿児島本線と日豊本線はED72、ED73、ED75とED76、日田彦山線にはD51とDD51が充当されていた。 機関車の大半は仕業に出ていたが、それでも構内には優に20両を超える機関車が残っていた。 門司機関区はJR貨物 門司機関区となり、DD51とDE10が配置されている。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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DD51は進出し始めていたが、D51もまだ多く新旧世代がラウンドハウスで休んでいる。
扉のない開放的なラウンドハウスで、整然と並べられた高い煙突が特徴。 D51924はいわゆる門デフ(門司工場製の下部が切り取られた変形デフレクタ)を装備していた。 1973/03/28 門司機関区 DD5150,D51924,D51250,D51182 |
関門トンネル、鹿児島本線と日豊本線を支える電気機関車が構内の奥に散在していた。
門司機関区に配置された電気機関車は85両、この広い構内も深夜になると電気機関車で埋め尽くされるのだろうか? 右奥には広大な門司操車場があり、高くて大きな照明灯が建てられていた。 1973/03/28 門司機関区 ED75307,ED731018,EF3021,ED731022 |